DL同人の道

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実写版アラジン 吹き替えフレンド・ライク・ミーに違和感を感じる件

 

 

カラオケの十八番はアラジンソングだ!!

 

というレンシレンジです。

カラオケでは基本的にディズニーソングで同年代を楽しませるのが好き。

なんならフレンド・ライク・ミーをそらで歌うことだってできます。

 

今回は少しばかり遅ればせながらな記事であろう実写版アラジン。

だがまず、いくつか最初に断っておきたいことがある。

 

①アラジン大好き! 実写版も十分面白かった!

②山ちゃん大好き! ジーニーの吹き替えは彼以外無いね!

 

ということ。

今記事は実写版アラジンの一部分を批判していますが、根本的に私はアラジンファンだし、全体としては十分すぎる出来だったと思っています。

その点を踏まえて、不愉快にならないと思う人だけ読み進めてください。

 

 

 

 

吹替版歌詞の違和感

 

私は実写版アラジンは吹替版しか観ていません。ただ、今どき挿入歌ならばyoutubeを検索すればいくらでも聞ける時代。

吹替版と原語版を聴き比べてみて、私が率直に思ったのが、

 

歌詞の作り方下手じゃね?

 

ということです。

正直、字余りが多すぎてメロディにあまり乗れなかったし、単語の訳し方もあまりセンスを感じませんでした。

歌の命は韻を踏む事だと思うのですが、それがガタガタ。

もちろん実写版の歌の作成というのは途方もなく難しい作業だということは分かります。アニメよりも更に口元と歌を合わせなきゃいけないし、意味や韻を加えると使える言葉も少ないでしょう。

けど、それで歌そのものを崩してしまうのであれば、意味や口元は変えてもいいと思います。言語が違うのだから、完璧を目指さず妥協して近い意味を当ててでもメロディを優先してほしかった。

特に私が違和感を感じた箇所が以下

 

"You're the boss, the king, the shah"

(貴方がボスで、キングで、シャア【アラブ語の王様】だ)

 

これを

 

"そうさボス! 巨匠! 王様!"

 

と訳してる部分。

なんで巨匠なのだろう? 原語版は一番偉い人のことを韻を踏んで歌っているところを、なんで巨匠? 確かに偉大な人かもしれませんが、ボスや王様とは意味合いが違うのではあるまいか。

そして最後の"王様!"という部分も、これは"キング!"で良かったのではと思う。

ちなみにアニメ版の吹き替え歌詞だと、"そうさボス! 大将! キング!"となる。

凄く韻を踏んでるしメロディにも合ってるし意味合いも統一できてる。

 

……いや、そう考えると大将の部分がやや韻を踏めてないかな?

思い出補正ってあるよねぇ。

 

ここでふと冷静になってみると、

私は幼い頃から現在に至るまで何百回とアニメ版のアラジンを観ている。

それほど好きだからこそ、歌詞が変わっていることを受け入れられないのかも知れない。

恐らくこれからスマホに実写版の曲を入れて何百回と聞くだろうが、そのうち慣れてくれるだろう。

実際、この記事を書くために何度も吹き替え版・原語版を聞いているのだが、

そんなに悪くない気がしてきた。

 

ただ最後の部分は何回聞いても違和感。

これはアニメ版が"そうごきげんなベストフレンド"と吹き替えたのに対し、

"俺は最高のともだち"と訳している。

これはちょっと、直訳すぎて韻も踏めていない。

無理やり日本語に訳すのではなく、言語のままベストフレンドがベストだったろう。

そもそも訳す必要ある? ベストフレンドなんて今日日小学校低学年でも理解できるだろうに。

このように、やはり要所要所の言葉選びはまずかったと思います。

良かった部分はアニメ版のまま持ってこれば良かったんじゃないかなぁ。著作権とかの兼ね合いもあるのだろうか。

 

 

最後に

 

記事を書きながら歌を聞いていると、記事の途中からややトーンダウンしてしまった。

違和感というものは慣れで解消できる問題なのだろう。

しかしながら、やっぱり所々は受け入れられない。もうちょっとメロディに乗せて欲しかったというのは最後まで変わらなかったです。

特に物申したいのは、

 

これカラオケでめっちゃ歌いにくいぜ!?

 

これがわが最大の訴え。

ディズニーソングをこよなく愛し、かつカラオケで歌いまくっている私の立場からすると致命的な大問題。

アニメ版公開当時よりもカラオケが一般的な現代において、これは由々しき問題なのではなかろうか。

 

頑張って覚えよう!!