レンシレンジ教室

ネット小説書き・イラスト描き・映画感想なんかやってます。その時々で愚痴もこぼします。

本当に一から始めるイラスト講座 第三回「初心者から玄人まで皆やってる上達法【模写】について」

 

 

イラストはパクリが基本!!

 

どうも、多方面から怒られそうなことを言うレンシレンジです。

 

スーパーお久しぶりのイラスト講座。いざやってみると面倒くさ……ゲフンゲフン

時間が取れず中々書けなかったのですが、ちまちまやっていきたいと思います。

ようやく第三回に差し掛かり、ここから具体的な練習法の話です。

 

【模写】

 

今回はこれについてのお話をします。

 

 

模写はイラストの基本

 

上達の早道としてよく言われる模写。

イラスト初心者で、

「他の人の絵をパクるのは抵抗が……」

なんて事を言う方が時々いらっしゃいます。ご心配なく。

 

パクってないイラストレーターなんていません!!

 

はっきりと断言いたします。だけどやっぱり怒られそうなので表現を変えよう。

 

模倣をしていないイラストレーターなんていません!!

 

まあこれでいいでしょう。

イラストというのは模倣を重ねて描くものです。初心者の方ほど【オリジナリティ】にこだわって何も見ずに描きがちですが、玄人になればなるほど資料と他人の絵をたくさん見て絵を描くのです。

模写とは違いますが、【デッサン】という言葉を聞いたことはありますか?

物体を見て写実的に書き写す描き方を指す言葉なのですが、これをやるときに言われるのが、「描く時間よりも見る時間を多く取る」ということ。

絵を描くにあたって、どれほど【見る】ことが重要かが分かります。

 

さて、今回は練習の話なので詳しく説明します。

前回説明した【トレース】との違い。

トレースは絵を紙の下に敷いて描き写すという作業ですが、模写は絵を下に敷きません

絵を横に置き、それを見ながら紙に同じ絵を描き写すという作業になります。

 

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それはそれとして鬼滅は良いぞぉ

こんな感じのイラストを用意します(宣伝)

トレースの際も言いましたが、可能であればモノクロの線画のみの絵が好ましいです。

最低でも線がはっきりと描かれている絵を用意しましょう。

後は簡単(簡単とは言っていない)。絵を描き写すだけです。

 

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トレスと比べ、レベルがぐんと跳ね上がります。

大抵の人は右側と全く別物の絵が生まれるでしょう。泣きたくなるような酷い出来かもしれません。

しかし、同じ絵を二度三度と繰り返して描いていると、徐々にですが上手くなっていきます。これを繰り返していくと、絵が上達していくという練習法なのです。

 

ではこの練習法でなぜ絵が上手くなるのか。それは、

 

【絵の上手い部分を吸収できるから】です。

 

例えば『手付きが上手い絵』とか『表情がキレイな絵』とか。

どんな絵にも長所が存在します。そしてそれはきちんと強調されて描かれており、一番最初に目につくことが大半です。

つまり、模写をすることによってそのイラストレーターの長所を獲得することが出来ます。

無論、完璧に技術を獲得できるかといえばそれは絶対に不可能ですが、わずかでも経験値は受け取れるでしょう。

このような作業を、色々なイラストレーターさんの絵を参考にしていけば、経験値の数値は中々馬鹿にできないものになりますよ。

 

イラストを選ぶ基準は、

【自分が目指す絵柄】が第一。

【自分に足りない技術で描かれた絵が第二です。

特に初心者の方は、自分が好きで目指している絵を参考にすることにしましょう。

なぜなら、モチベーションの維持に繋がるから

子供の頃、好きな漫画やアニメの絵を真似して描いた経験はありますか?

向上心など無い年齢でなぜそのようなことが出来たのか。それは、元の絵が好きだったからです。その好きな絵を描くことが楽しかったからです。

どの練習方法にも言えることですが【楽しい】を忘れたならば長続きしません。

上手い絵を描ければ楽しいです。しかし、それまでの道のりを楽しまなければ、上手い絵を描くまでに挫折してしまいます。

長く続けるために、楽しめる題材を練習素材にしましょうね。

 

 

模倣と盗作の違い

 

盗作ダメ絶対!!

 

イラストレーターとして絶対にやってはいけない行為。

絵描きさんじゃなくてもやっちゃダメ。

では、今回の題材である【模写(模倣)】と【盗作】の違いは何なのか。

それについての説明をします。

 

簡単に言うと、

 

【他人の絵を自分の絵と偽って公表する行為】

 

これが盗作に当たると私は考えています。

そこに金銭が絡んでいようがいまいがダメなものはダメ。

 

「他人の絵をトレースしたイラスト。自分で描いてるからセーフ」

いいえ、アウトです。

「他人の絵を模写したイラスト。トレスもしてないから自分のオリジナル」

いいえ、盗作です。

「元の絵をいじって、色を変えてキャラの名前も違う。だから権利は俺のもの」

そんなわけ無いだろうがコンニャロウ!!

 

最後のは少し前にSNSで話題になっていたので、検索すれば出てくるかもしれません。

 

この当たり、権利の関係になるのでややこしいのですが、

トレス・模写は大丈夫です。それらをネットに公開するのもOK。

しかし、それらに「〇〇のトレス・模写です」などの但し書きをつけなければNG

ちなみにファンアートは全く問題ないですよ。公式からも推奨されていることが大半ですしね。同人誌? いやぁ何の話かわからないなぁハッハッハ

明確に元の絵があることを提示していれば、練習などに用いる分には問題ありません。

無論、許可を得ていない絵をSNSのアイコンに使ったりするのはアウトですので注意。

 

では模写をして効果はあるのか? 結局絵柄が元絵に寄ってパクリ扱いされないか?

そんな考えがよぎる人も居るはず。

ここからが最初に説明した【オリジナリティ】に当たる部分になるのですが、

 

色々な人の模写をするとオリジナリティが生まれてくる

 

と私は考えています。

「この絵師さんのような絵が描きたい!」というのが最初の動機だとしても、そっくりそのまま真似ができるかと聞かれればそれは無理だと答えます。

趣味嗜好は千差万別。どこかで違ってくる部分が出てくるからです。

「表情はこの絵師さんが好きだけど、色の塗り方は別の絵師さんが好き」

この場合は二人の絵師さんのイラストを模写しましょう。そうすれば、自分でオリジナルの絵を描いたときに2つの特徴が合わさることになります。

それを続けていくと、段々【自分の絵柄(オリジナリティ)】が生まれてくるのです。

 

 

みなさんも、ぜひパクって上手くなってくださいね。

ただし盗作は絶対にやめましょう!

 

次回そろそろマンネリ気味

第四回「行き詰まった時の対処法(仮)」

 

ではまた!!