歯並びは早めに治せよ!!
と幼い頃の自分に言ってやりたいレンシレンジです。
皆さん、歯の矯正してますか?
今回の記事は、矯正中かこれから矯正を考えている向けのものです。
予めご了承ください。
また、私は下記の方法で15ヶ月の予定矯正期間を、
10ヶ月で終わらせています。
(正確な数字は忘れてしまいましたが、大体この期間であってるはず)
あくまで私の体験談で、全員に共通するものではないかも知れませんが、ぜひ一読をお願いします。
矯正の種類
歯の矯正と言ってもいくつかの種類に別れます。
大雑把に分けると、
ワイヤー矯正
裏側矯正
マウスピース矯正
です。
私の世代からすると、矯正と聞くとワイヤー矯正がまず思い浮かびます。
口を開くと黒いワイヤーが歯の表面にギラリと光るアレです。
今では透明などの、見た目が分かりづらくなっている物が主流のようで、昔ほど目立つ矯正方法では無いらしいですね。
裏側矯正は、ワイヤーを裏側から当てたもの。表に出ていないので、矯正中であると他の人に知られたくない人が選ぶ矯正です。
最後にマウスピース矯正。私が体験し、現在も使用している矯正方法です。
これは、透明のマウスピースを複数回付け替えて、徐々に歯並びを良くする矯正になります。
ではこれについて詳しく説明しましょう。
マウスピース矯正
透明のマウスピースを歯にかぶせ、徐々に歯並びを良くする矯正。
人にもよりますが、矯正期間は大体一年から二年ほど。さらにそこから後戻りを防ぐために、リテーナーと呼ばれる器具を矯正期間と同じだけ付けることになります。
一番の特徴は自分の意志で着脱ができること。
食事中はマウスピースを外し、大事な会議やデートの際も外すことが可能です。
臨機応変に使用箇所を選べるため、矯正器具の中では最もストレスが溜まりにくい物だと思います。
透明であるため、周りからはほぼ分からないというのもメリットです。
私も矯正期間中、自己申告しなければ気づかれなかったほどです。
メリットをまとめると
①自分で着脱ができるのでストレスが溜まりにくい
②ほぼ気づかれない
という感じです。
逆にデメリットと言うと、これは全ての矯正器具に通じますが、お金がかかることです。ただ、症状によっては安く済む場合もあるので、それは歯医者さんに相談してみてください。
加えて長期間つけて置かなければならないということ。
着脱が自分の意志で可能であるため、面倒臭がって外したままにしておくと矯正に失敗します。そのため、三種の矯正器具の中では、失敗の確率が最も高い器具と言えるでしょう。
デメリットまとめ
①お金と時間がかかる(全矯正器具共通)
②着脱が可能のため、失敗する可能性が最も高い
意思が弱い人は、マウスピース矯正はオススメしません。お金の無駄になる可能性が高いためです。
早く終わらせるための要点
タイトルに有る今記事の要点。
マウスピース矯正は、自分の意志で矯正期間が短くもなり、長くもなる矯正器具です。
ダラダラと数年続けている人も居ると聞きます。
もちろん、歯並びの程度にもよるのですが、最初に言った通り矯正期間は平均で一年から二年ほど。
その期間根気強くマウスピースを装着し続けることが重要なのです。
さて、講釈を垂れる私の体験談に移ります。
私も幼い頃から歯並びが悪く、びっくりするほど歯垢が溜まりやすい並びでした。
矯正を始める前に歯のクリーニングをするのですが、それだけで三週間ほど歯医者に通い詰めなければならないレベルです。
そしてようやく矯正のご相談。検査には一万円ほどかかるので、この時点ほぼ矯正を行うことは決めていました。
ひと月後。
検査の結果は、上下で異なりますが約15ヶ月の矯正期間と診断されました。
(正確な数値は忘れましたが、大体この程度)
そして私が通っている歯医者さんでオススメされた、
アソアライナー
という種類のマウスピースを付けることに決定。
国内では、アソアライナーとインビザラインという二種類が主流のようです。
そしてここが重要。
動かす距離を大きくする
「早く終わらせたいので、動かす距離を大きくしてください」
と歯医者さんに言いましょう。これが1つ目の要点です。
マウスピース矯正は、同じ型のマウスピースを約一ヶ月に一度交換して、徐々に歯を動かしていきます。
アソアライナーの場合、同じ型のを三種類もらい、10日毎に硬いものへと変えていく手法となります。
一つの型につき、歯が動く距離は1mmほど。これでも大きい数値のようですが、そこに加えて先程のセリフ。
単純な話、動く距離が大きくなればなるほど、矯正期間は短くなるわけです。
もちろんデメリットもあります。
同じ型の三種類のマウスピース。最初の一つを嵌めた際、
一日程度はめっちゃ痛い
最悪の場合、嵌めて一時間は涙が出てきてしまいます。だんだん慣れてきますけどね。
ゴムチューブを噛み噛みして、できるだけ早く痛みからの脱出を図ってください。
このように、痛みに耐えることで期間を短くすることが出来ます。
同じ型の30日の内のたかだか一日二日程度です。がんばりましょう。
食事以外の時間は外さない
マウスピース矯正は、一日に20時間程度装着することを推奨されています。最低でも8時間は装着するように指導されるのですが、これを最大限まで高めます。
これが2つ目の要点。
装着時間が長ければ長いほど効果を発揮するのがマウスピース矯正。
マウスピース矯正の「着脱が可能」と言う利点を少し捨てることになりますが、それでも食事時に外せるのは大きいです。
歯を直接磨くことが出来ますし、マウスピース自体も洗えば清潔さを保てます。
デメリットとして、間食やジュースを摂取できなくなります。
食事時は外す必要があり、更に歯磨きをしてからでないと付けては行けないので非常に面倒くさい。もちろんこれがクリア出来るのであれば飲み食いはOKですが、いっその事これを機に、間食を控えてダイエットを並行して進めるのも一つの手でしょう。
毎日鏡で歯を見る
3つ目の要点。
人は意外と自分の歯を見ることがありません。
歯を磨く時も、磨いた後に時間をかけてチェックを入れる人は少ないでしょう。
私が矯正期間中に続けたのは、毎日歯を観察することです。
難しいことではなく、毎食後の歯磨きの後に鏡で10秒ほどチェックを入れるだけ。
透明なマウスピースのため、少しでも食べかすが残っていると
『食べかすの入ったショーケース』
と化して悲惨な結果を生みます。
そのためこの習慣は割と自然に身につくことでしょう。
毎日見ることにより、モチベーションの維持に繋がります。
定期的に型を入れ替えるマウスピース矯正は、常に装着し続けるワイヤー型よりも結果が分かりやすく、毎日チェックしているとその変化ぶりに驚きます。
特に重なった歯が横並びになった時の感動はひとしおです。
「やってて良かった!」と実感できることが、長期に渡る矯正期間を勇気づけてくれるのです。
最後に
まとめ
①動かす距離を多くするように歯医者さんに相談する
②一日の装着時間を長くする
③毎日歯のチェックをする
私はマウスピース矯正で歯並びを治しましたが、人によって向き不向きはあります。
透明で分かりにくいと言うのは凄い利点で、この点を気にする人にはオススメしたい矯正方法です。
しかし歯並びの程度によってはマウスピースでは治せない人も居ますし、先に書いたようにダラダラと中途半端な装着をしてしまえば意味がありません。
「私はマウスピース矯正が良いんだ!!」
と最初から決めつけず、必ず歯医者さんの指導とアドバイスを元に、検査結果を踏めた器具選びをしてください。