DL同人の道

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レンシレンジの漫画紹介 第二回【金色のガッシュ】王道を征くファンタジーバトル

 

大人になれない僕らのー!!

 

というか私はいつになったら大人になれるのだろうと黄昏るレンシレンジです。

アニメ版は声優さんが変更になるまで見ていました。元がはまり役過ぎて違和感がすごかったんです。

 

第二回にして漫画界のレジェンド。

王道中の王道少年漫画、

 

金色のガッシュ

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まだ記事の序盤

 

をご紹介。これが好きな人とは旨い酒が飲めると思う。

「ああ、知ってる知ってる。金色のガッシュベルでしょ?」

「違ぇよ! 金色のガッシュだよ! それはアニメ版だゴラァ!!」

と毎度ツッコんでしまう心の小さな男です。笑ってください。

 

作家さんは雷句誠先生。怒りに任せて拳を破壊するロックなお人。

代表作は言わずもがな【金色のガッシュ

その後の【どうぶつの国】と言う漫画も面白いのでオススメです!

 

 

 

漫画の内容

 

舞台は現代日本

あまりに天才すぎるゆえに、周りから疎まれ不登校気味な中学生高嶺清麿。

彼のもとに突如として現れた少年ガッシュ・ベルは、赤い本を携えていた。

本の中身を声に出して読んでみると、なんとガッシュの口から雷が飛び出した。

その後現れるガッシュと似た雰囲気を持つ子供達。

彼らは魔界の王を決めるために地球にやってきた100人の子供の一人

だという。

本が燃えればゲームオーバー。魔物は魔界へと帰ってしまう。

各々が魔法のような力を繰り出し、最後の一人を決めるバトルロイヤル。

やさしい王様を目指すため、ガッシュと清麿は戦いに身を投じるのであった。

 

本に書いてある呪文を唱えると魔法が発動

子供と本とパートナーがワンセット

最後の一人が魔界の王様

 

子供心くすぐり過ぎじゃない!?

 

今でこそこういった設定の漫画は多数ありますが、この漫画から影響を受けた作家さんは多いハズ。

ライバル関係ながらも協力して戦う姿や、パートナーとの絆。そしてカッコいいバトル。

これほどバランスの良い漫画は中々ないと思います。

私がこれまで読んだ漫画の中でも、恐らく五指に入るレベルの漫画です。

 

いくつかの大きな話に分かれており、以下がその内容。

 

邂逅編

ガッシュと清麿が出会い、記憶喪失で魔物の戦いを知らなかったガッシュとともに、手探りながら戦っていく序盤。

戦いに気乗りでなかった彼らだったが、とある魔物と戦ったことにより、

やさしい王様になるべく戦いを決意するのだった。

 

石版編

前回の王様を決める戦いの際に、本を燃やされずに呪文で石化した魔物たちが居た。

石版として現代まで残っていた彼らは、ゾフィスと呼ばれる魔物の元復活を果たし、

ゾフィスが王様になるべく他の魔物たちを排除し始める。

大きな脅威となったゾフィスに対抗すべく、ガッシュと清麿は仲間たちとともに彼が待ち受ける城へと向かう。

 

ファウード編

世界中のニュースを騒がせた巨大建造物。突如として現れては消えたその存在は、地球にあるはずのない魔界で作られたものであるようだ。

しかし事件はそれだけでは終わらず、実はその建造物は超巨大な魔物であるらしい。

ファウードと呼ばれるそれは、リオウという魔物によって地球に持ち込まれ、王様を決める戦いに投じられる予定だという。

仲間を人質に取られた清麿達は、仲間を救うため、またファウードが地球で暴れないためにリオウ率いる魔物たちに戦いを挑むのだった。

 

クリア・ノート編

とうとう魔物の子供も残り10人を切った。

しかしその際、衝撃的な事実が魔物とパートナーに告げられる。

魔界の王様となったなら、好きな魔物を消す特権を有することが出来るのだ。

そして、その特権を用いて魔界を滅ぼそうとするクリア・ノートが生き残っていた。

これまでの魔物たちとは一線を画する実力を持つクリア。

同じく強力な力を持つアシュロンという魔物の協力を得て、なんとかクリアを撃退することに成功する。

しかし倒しきれておらず、彼が回復するまでの僅かな間で強くなる必要に迫られた。

とある人物の協力により強くなった仲間たち。

ガッシュと清麿は、魔物たちの運命を決める最後の戦へと赴くのであった。

 

 

私が一番好きなのは最後のクリア・ノート編。

凄まじい絶望感と仲間たちの離脱ラッシュが、息つく暇もない高揚感を与えてくれる。

本当にあまりにも強すぎるクリアとの初戦は、

 

ゲームバランス悪すぎない!?

 

と思ったほど。

これまでの最強格であったガッシュやブラゴすら足元にも及ばず、僅かに追いすがるアシュロンでさえ中級の呪文で一蹴されてしまう。

正直この時点では活路が全く見いだせませんでした。

ギリギリ撃退に成功するものの、同時に逃げられてしまう結果となってしまい、その時の絶望感も凄い。ここまでやって勝てないのかよと。

 

4つに分けられた最終章と言うこともあり、クリアの後がいよいよ最後の一体との戦いです。あえてその相手は言いませんが、

やはり彼だからこそ、この物語を締めくくるに足る最終決戦となったのだと思います。

 

ラストバトルは号泣必死!!

 

恐らく人生で始めて漫画で泣いたのが金色のガッシュ

演出から何まで全てが完璧な最後です。仰げば尊し、恐ろしく泣ける。

 

 

単行本

 

 

全33巻のこの漫画、オリジナル本以外にも完全版などの複数の単行本でまとめられています。

電子書籍でも取り扱っているので、私は電子書籍の文庫版を買っています。その後に完全版が出たので凄まじい後悔がヤバイ。語彙

ここで注意点なのが、オリジナル本の裏表紙。

これは文庫版には無い要素で、魔物たちの意外な一面やパートナーと出会った経緯などが描かれています。

子供時代に単行本を集めていた私はこれが大好きでして、文庫版で16巻までまとめられているのは良い点なのですが、裏表紙のイラストが無いのが凄く残念な要素でありました。

 

金色のガッシュの漫画はオリジナルで33巻、完全版・文庫版で16巻で終わりますが、実はこれに続きがあります。おまけマンガ的な物なので、その後物語が展開するわけではありませんが、戦いが終わった後のガッシュの様子が描かれています。

これがどうぶつの国6巻の巻末にて収録されています。

 

おんどれぇ!! こんなもん買うしかないやろがい!!

↑全巻買った

 

ガッシュを読むだけでなく、どうぶつの国もしっかり面白い作品なので是非読んでみてくださいね。

 

 

最後に

 

この漫画は私の漫画人生の中でも五指に入る漫画であり、他人にオススメするに当たり必ず候補に上がる作品でもあります。

万人受けするタイプの漫画であり、子供から大人まで楽しめる作品です。

私が大人になってからも何回も読み返しているのですが、未だに泣ける

間違いなく、これから先も何度も読み返すのでしょう。

 

我が人生にガッシュあり。

 

ではまた次の漫画紹介で!