レンシレンジ教室

ネット小説書き・イラスト描き・映画感想なんかやってます。その時々で愚痴もこぼします。

ONE PIECE Film STAMPEDE 感想 後半ネタバレあり 「ONE PIECEらしい作品! バレット強すぎてどう勝つのコレ!?」

 

 

ありったけの夢をー!!

 

学生時代に置いてきたレンシレンジです。

最近全然ブログが書けていないのが辛いですが、睡眠欲には打ち勝てない。仕方ないね。

 

さて、本日は久しぶりに映画の話題。

今回はアニメ映画

 

ONE PIECE Film STAMPEDE

 

をご紹介。

ネタバレは後半からなので、まだ観てない人は前半だけみていってね。

 

 

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ダグラス・バレット



 

 

 

あらすじ

 

 

海賊の、海賊による、海賊のための、世界一の祭典、海賊万博

 

「祭り屋」として知られる海賊、【ブエナ・フェスタ】からの招待状を受けた麦わら一味。世界中の海賊たちが集まり、情報や武器のやり取りが行われる、まさに世界一の海賊万博へとたどり着く。

さらにその島には、かの大海賊【ゴールド・ロジャー】が残した隠し財宝があると言う

名のある海賊団がこぞってその宝を目指し始めた。

ルフィを始めとする大型ルーキー達がしのぎを削り、とうとう宝にたどり着く。

 

──しかしその時、

 

ゴールド・ロジャー海賊団のクルーである【ダグラス・バレット】が乱入。

凄まじい強さでルフィたちを圧倒し、宝箱を奪取してしまう。

 

海軍のスモーカー、イッショウ、ボルサリーノ。CP0のロブ・ルッチ。

王下七武海のバギー、ミホーク、ハンコック。元王下七武海のクロコダイル。

さらに革命軍No.2のサボまで加えたこの戦いは、主催者フェスタの密かな作戦、

 

スタンピードへと発展していくのである。

                                あらすじ終わり

 

物語の軸は海賊万博と呼ばれる、数年に一度の祭典。

本来ならば平和な祭に終わるはずだったのですが、企画者のフェスタとバレットが結託したことによって大混乱へと発展します。

 

この物語、びっくりするぐらい豪華な面子が登場します。

と言うか、これまでの主要登場人物の6,7割は登場してるんじゃないかな?

名前を書き出すだけで日が暮れるのでここでは書きませんが、

海賊は4皇勢力以外のほぼ全てが参加しています。

もちろん、逮捕されているキャラや遠すぎる海のキャラは無理ですが、それでも凄まじい数だと言えるでしょう。

 

良くも悪くも尾田先生監修の物語らしい【全部乗せ】状態の作品に仕上がっています。

 

 

20周年とアニオリ

 

尾田先生監修の【ONE PIECE Film シリーズ】の4作目。

更に今年、

 

ONE PIECE Animation 20周年

 

らしいですね。漫画でなくアニメだけで20周年。

そりゃ私も歳取るはずですわなんか毎回言ってる気がするな

 

これだけの年数があれば、映画の本数も凄いことになっています。

 

ズバリ、14作品

 

ポケモンドラえもんなどの年一本ペースではありませんが、それでも凄い本数です。

 

ちなみに、ONE PIECE映画には大きく分けて二つの分類が存在します。

それは、

尾田先生監修作品それ以外

です。

 

簡単にまとめると、最近公開されている四本の作品【Filmシリーズ】が尾田先生監修の映画。それ以外が、アニメオリジナルの映画となります。

 

何が違うのかと言うと本編とリンクしているかどうかに当たります。

説明するとややこしいのですが、

 

アニオリ ≠ 原作

アニオリ劇場版 ≠ 原作

原作者監修劇場版 = 原作

 

と考えて良いでしょう。

つまり極端に言うと、

 

アニメオリジナルのキャラクターは原作には存在しない。

 

原作にないアニオリの話が時々作られますが、そこで登場したオリジナルキャラクターは、原作には登場しません。存在そのものが居ないのです。

そのため、アニオリ回やアニオリ劇場版での大事件はあくまでそこでのみ発生している事件であり、原作には全く影響を及ぼさないわけです。

 

説明が難しぃ……

 

逆に、ONE PIECE Film は明確に原作とリンクしています。

原作者が監修しているのですから、当たり前と言えば当たり前ですね。

なので、原作にでてくるキャラクターがいくらでも映画に出せるわけです。今回のスタンピードがその頂点と言って良いでしょう。

 

ただ、私自身も理解しきれていないのですが、ワンピースフィルムの時系列が結構あやふやなんです。

今回の作品だと、ルフィの懸賞金額からビッグマム編以降の話であることは確実なのですが、その後のワノ国編までのどこで発生した事件であるかが分からない。

そのため、あくまで私独自の考察ですが、

 

ONE PIECE Film は、原作から派生した別世界の物語

 

なのではないかと考えています。

先程明確に原作とリンクしていると書いた事と早速矛盾しているように思えますが、

 

原作→ONE PIECE Film

ONE PIECE Film→✕ 原作

 

と考えれば矛盾ではありません。

ONE PIECE Filmでの登場キャラクターは原作に存在するが、そこで起きた事件は原作では発生していないという考えです。

 

やっぱり説明が難しいぃ……

 

とにかく、映画は別物! と考えれば良いでしょう。

 

 

 

ネタバレ感想

 

※注意 ここから先はネタバレを含みます

 

 

                 ・

 

         ・

 

         ・

 

 

ちょっとキャラが多すぎる!!

 

ONE PIECEは原作からして大好きな作品なのですが、苦手な部分もいくつかあります

その一つがキャラ多すぎ問題です。

とにかく一つの場面にキャラクターが多すぎるんですよ。更に視点が一定でないため、一つの話がとんでもなく長い。良いところで別キャラの視点に移り、本題へと中々進んでくれないのがもどかしい作品なのです。

キャラ多数。やることも多く、視点も多い。

やや詰め込みすぎな展開がONE PIECEの作風と言って良いでしょう。

 

そして今作スタンピード。

最初に言った通り、超豪華なキャラクターが勢揃いです。

 

揃いすぎているんですよ逆に!!

 

100分ほどの作品にキャラクターが飽和状態。

原作でさえ、一つの話に数年かけるのが当たり前なのに、

100分でまとめきれるわけがない!

いや、それでも割と綺麗にまとまっている方ではあります。詳しい説明を省いて、端的に物語を進行させている様は素晴らしい構成だと思いました。

ただ、省いてしまえるキャラクターも多く居たことは事実だと思います。

ハンコックやミホーク、革命軍サボ。元王下七武海クロコダイル。ルフィ傘下海賊。

彼らは【必ず】必要なキャラクターではありませんでした。

というより、万博や戦争に参加する動機が薄いと言うべきか。

 

既存キャラクターの総出演

 

その大軸のために出されたキャラクターは多かったですね。

 ただ、これを上手く利用している構成として、

 

敵キャラクターが超少ない

 

というのが挙げられます。

 ぶっちゃけるとフェスタとバレットだけです。

この二人が全勢力に喧嘩売って戦う物語なんですが、その割に彼らの仲間は他にいません。せいぜいがコンピュータールームのスタッフくらいでしょうか。

そのため、敵キャラクターの説明が少なく、既存キャラは説明を省けるので短くまとめられているわけです。これは結構画期的な構成だと思いましたね。

まあそれでも尺は足りませんでしたが……

 

 

バレットの強さ

 

正直めっちゃ強い

 

序盤の絶望感はすごかったですね。と言うかそれが終盤ギリギリまで続くのだから、彼は本当に強いのでしょう。

 

ルーキーをまとめて相手にして全く寄せ付けない肉体的強靭さ。

海軍その他の戦力を相手取り、それでも圧倒する悪魔の実の能力。

 

4皇並と言われても驚きはしません。と言うか、元海賊王のクルーでレイリーと同格なのだから、それも当然と思えてしまいます。

このあまりの強さは、

 

ドラゴンボールブロリーを彷彿とさせました

 

超の方でなくZの方ですね。古い劇場版の方。

あまりに強すぎて、そいつを倒す方法が考えつかないというタイプのキャラ。

ブロリーについては、シナリオライターの方が

 

「ご都合主義で倒すしか無かった」

 

と言った逸話があります。ちなみに私は学生時代にこのライターさんから講義を受けたことがあります

 

今回のバレットに関しても、倒し方はややご都合主義が入っていたように思います。

ローが「俺に作戦がある」と何度も言わされていましたが、その内容がこちら

 

①俺が真正面から行って隙きを作る

②その隙きに他の奴らが真正面から行って崩す

③崩したところをルフィが真正面から行って倒す

 

────それは作戦じゃねぇ!!

 

凄まじい脳筋戦法。と言うかただの正面突破。

作戦があるとローが言った時、バレットをどうやって突き崩すのかワクワクした物ですが、実際に出たのはまさかの「右ストレートでぶっ飛ばす」理論。

それが上手く言ったのだから、やはりご都合主義を感じざるを得なかったですね。

 

バギーまで飛ばす必要はなかったろ絶対

 

 

 まとめ

 

尾田先生監修の4作目。これらの作品は、新しいのが出るごとに比較されることが多いです。

私の中でも結構明確に格付けが出来ており、今回の更新分は以下。

 

一位 ONE PIECE Film Z

二位 ONE PIECE Film STAMPEDE

三位 ONE PIECE Film GOLD

四位 ONE PIECE Film STRONG WORLD

 

おお、結構厳し目の評価なのに二位に入ってるじゃありませんか!

ちなみにこのランキング、三位と四位の間に超えられない壁があります。

ストロングワールドは何かと厳しい評価がつく作品ですが、

私の中では嫌いな映画ランキングに入るレベルの駄作と評価付けています。

敵キャラは好きなんだけど、村人の最後の意味不明なシーンで一気に評価が下がるんだよなぁ。

 

そして一位のZに関しては、戦闘シーンが素晴らしく、重厚感あるシナリオもグッド。

一位と二位の比較をすると、

 

Z       脚本◎ 構成◯ 敵キャラ◎ 戦闘シーン◎        

STAMPEDE  脚本◯ 構成◯ 敵キャラ◎ 戦闘シーン◯

 

こんな感じ。

今作は構成の仕方は上手いと思いましたが、キャラを詰め込みすぎていて若干マイナス

戦闘シーンは興奮はしたものの、目新しさと迫力が若干欠けていたかなと思います。

 

なにはともあれ、夏休みに観に行くのにオススメ映画です。

観て損はない映画と言えるでしょう。

傑作ではないが、無難な作品に仕上がっていました。

 

最後に、

 

最初のサンジ作画崩壊してなかった?

 

では次回!!