DL同人の道

DL同人を中心に、絵で食べて行けるように頑張っていくブログ。

初めての同人イベント参加レポ!!(東方紅楼夢19)

 

 

行ってきたよ。

東方紅楼夢

サークル参加してきました!

 

そもそも同人イベント自体が初参加だったものでして、

めっちゃくちゃ楽しかったぜ☆

今回は同人イベントの初参加のレポートをまとめます。

 

 

 

1そもそもの経緯

 

「なんか同人イベントに参加してぇ」

 

と、マジで唐突に頭に浮かんだのが今年の初め。

しかし、年齢はすでにオッサンのくせして、同人イベントに参加したことのない男。

『大きいイベントは東京でやってるし参加費は高い』

という漠然としたイメージしかなく、

学生時代から大阪住まいというのも相まって、参加に二の足を踏み続けていました。

 

しかし今は大人。それなりの経済力と行動力がある。

まあ流石に東京は今でも遠いが、とにかく行動に移してみた。

 

「地方でも結構イベントあるんだねぇ」

 

と調べてようやく気が付き、

その中でも私が主に描いている東方projectのイベント東方紅楼夢に行きつく。

普段イラストしか描かない私が作れる同人誌と言えばイラスト本。

普段の絵をまとめて出そうと決心したのがこの時です。

 

さて、そうとなれば作成開始。

イラストはまとめるだけなのでそこまで難しくはなかったです。

イベントの一か月半前くらいには完成しました。↓

 

しかしここからが地獄である。

 

 

 

2同人誌を作ろう

DL系の作品は結構作っていますが、

現物のグッズを作るのはこれが初めて。

初っ端に苦労した事が、

 

『意外と詳細の情報が無い』

 

「この印刷所が良いですよ!」

「本はB5くらいがちょうどいいよ!」

みたいな情報は多々あれど、

 

具体的に

の紙の種類と

紙の厚さで

作ればいいかの情報が皆無。

 

実際に印刷所のサイトで見積もりを出してみると、

 

コート紙

マットコート紙

110㎏

135㎏

etc.

 

???????

 

なんのこっちゃか分からんわけです。

 

そんな専門用語を何の説明もなく言われてもねぇ。

そして説明してくれているサイトが本当にない。

もしかして一言さんお断りの世界なのだろうかと、

最初にくじけかけたのがここ。

 

〇〇紙

というのは文字通り紙の種類なのだろうなという事は分かりますが、

135㎏

とか言われても良く分からん。

どうやら紙の厚さという事らしい。

でもそれがどの程度の厚さなのか、目安が分からないよね。

 

まあ、後で調べると

「この厚さは雑誌の表紙くらいですよ~」

みたいに書かれてたりしますが、

雑誌だって千差万別色々な厚さがあるわけで。あまり参考にはならない。

 

そしてこれまた後で知ったことですが、

印刷所によっては紙の見本を送ってくれるらしい。

これを印刷前に知っておけば……っ!

と後悔することになるのです。

 

 

3同人誌の作成……そして失敗

はい。

結論から言いますと失敗いたしました。

 

印刷所の名前は伏せますが、(※そもそも印刷所は悪くない)

こういうのには大抵の場合ある程度のテンプレートが用意されているわけで、

その通りに印刷した結果……

 

なんかめっちゃペラッペラのが出来た。

 

イラスト本という事で、漫画ではなくフルカラー。

ある程度の紙の厚さが無ければ、めちゃくちゃ安っぽく見えてしまいます。

で、

最初に言った通りテンプレートで作ってみると、

明らかにイラスト本のクオリティではない。

表紙も中身も「新聞紙で作ってんのか?」

というレベルの薄さになってしまいました。

 

今後失敗しないように、ここに作ったものの詳細を載せておきます。

 

表紙:コート紙110㎏

本文:コート紙90㎏

 

紙の種類はともかく、厚さに関しては絶対にこれで作ってはいけません。

素人目にも薄すぎることが分かります。

一応「同人誌作るの初めてなので、おかしな点があれば教えてください」

とデータ送信の時に書いていたのですが、

全くの無反応でした。

という事はこの薄さは別におかしな点と言うほどではないのか?

でも薄い本がページ数関係なく薄いの初めて見たんだが……

 

まあ次は別の印刷所さんに頼みます!!

 

 

4いざ本番

納得は行かないものの一応完成した同人誌をひっさげいざ出陣。

流石に初めての同人イベントという事もあり、一人では心細い。

 

という訳で、最近オタクの道に引き込むことに成功した友人と二人で参加。

しかし彼は東方projectに興味のないライトオタクのため、

ちょっと胸が痛い。

 

 

そんなこんなでイベント会場インテックス大阪に到着。

初めて来たけどめちゃくちゃデカい会場なんですね。

ライブとか全然興味のない人類なのでビックリしました。

 

そしてここから初めての設営開始です。

 

とりあえず必要な物はすでに揃えているので、それを机に並べるだけなのですが、

特に必須だったものをご紹介。

 

①敷布

 あるのとないのでは印象が全然違う。

 頒布物以外で何を揃えるかと言われればまずはコレ。

 amazonとかで普通に買えます。

 

②折り畳みラック

 100均とかで打ってるプラスチックの棚です。一段の奴。

 今回は頒布する同人誌が一種類だけでしたが、それでも便利。

 上に本を置いて、下に予備を置く感じ。

 

③お品書き用のポスターケース

 これも100均。

 同じく100均で買えるミニイーゼルで展示してました。

 ※イーゼルの大きさによっては倒れるので注意。

 

 

とまあ必須なのはこの辺り。

後はお釣り入れとかお金を置くカルトンとか細々したものですね。

 

逆に足りないと言うか今後欲しいものだと、

長身のポスタースタンド

です。

 

ブースの後ろに置いてある大きなポスターを展示する奴なのですが、

これが結構高い。

同人誌が売れて、費用を回収できるのであれば今後是非導入したい。

 

後は値札立てが欲しかったですね。

お品書きに書いてあるので大丈夫かと思ったのですが、

もっと分かり易く頒布物の前に置いた方が親切かと思いました。

 

という事でひとまず設営完了。

 

 

ちなみに写真に写っているのはレンシレンジではなく、

手伝ってくれた友人です。

※レンシレンジは写真が苦手。

 

 

5頒布状況

結果発表。

ちょっと売れた。

 

具体的に言うと、50冊刷って10冊頒布できました。

 

初めてのサークル参加だと、一冊も売れないのはザラと聞いていたので、

最初に一冊売れた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。

しかも、同時に頒布していたミニ色紙も買っていただいたので、

「おいおいもしかして俺って売れっ子?」

と勘違いするほどでした。

 

まあそれは勘違いだったわけで、40冊の余りが出てしまったわけですが、

それはまた別のイベントに参加した時に頒布します。

 

あと、当日運営さんから頒布物のチェックを受けるのですが、

奥付に連絡先のメールアドレスが必須だそうです。

次回からは書いておこうね。

 

そしていざ終わってみると、

4,5時間のイベントって短くね?

と思いました。

最初から最後まで少しずつ頒布できていたので、

もう少し時間があればもう少し在庫減ったかなぁと言う公開が残ります。

まあ売れない可能性も全然あるので分からないんですけどね。

 

サークル参加だけでなく、同人イベント自体が初参加のため、

最初のラッシュが終わった後交代で会場内を物色。

 

お目当てだったサークルさんのイラスト本や、

初めて見るサークルさんの頒布物などをゲットして散財。

大量に持ってきたはずの500円玉がきれいさっぱり消え失せました。

同人イベントは魔境。財布のひもがダルダルになる。

 

という感じであっという間に時間が過ぎ去るイベントでした。

 

 

6最後に

最初に言った通り超楽しかったです。

今後同人イベントに参加するかは、今回のイベント次第と思っていましたが、

来年からはもっと積極的に参加していきたいですね。

 

一応、次に参加しようと思っているイベントもありまして、

ぼっち・ざ・ろっく!のオンリーイベントである、

なんこー・ろっく・ふぇす!!

に行きたいと思っています。

そのため、ぼっちざろっくのイラスト本を製作中です。

今度はそれだけでなく、アクリルキーホルダーとかも作ってみたいね。

 

何はともあれ、凄く新鮮なイベントでした。

見る側だけでなく、参加する楽しさを知れるのは創作者として嬉しいですね。

 

 

ではまた別のイベントのレポートで!!