調子に乗りすぎて金欠!!
通帳の金額が減って悲しみのレンシレンジです。
少し前に自宅に4K環境を導入するという旨の記事を書いたのですが、それの第二回及び完結編です。
HDでしか映画を見れなかった我が家のテレビ。
映画好きとしてはこりゃイカンと、思い切って4Kを導入しようという企画で、
それならばいっそと周辺環境をまとめてアップグレードしてみました。
TVモニターを大胆にも廃止し、PCモニターをテレビ代わりに据える大転換。
時代を感じさせられるこの行動に、私がどう考えたのかをまとめました。
導入前の我が家
まずは約10年前に購入したHD画質のテレビ。
フルHDが主流の現代としては荒れ荒れの画質で、その数値は1280×720。
びっくりするくらい低画質の環境ですが、調べてみるとこれまたびっくり。
普段目にしているDVD。これが驚きの720×480のSD画質。
「そんな低画質の動画ばっかり観てたの!?」
と驚天動地な心象でした。
つまり私は、低画質なテレビすら使いこなせていなかったのです。
機械音痴にもほどがあるわ……
故に、一気に4K環境へとワープするわけですから、その時のインパクトはどの程度だと楽しみで仕方がありませんでした。
次にPC環境。
PC自体はDELLの市販品ですが、いくらかの増設を経てそれなりの性能です。
モニターは調べてみると1980×1080のフルHD画質。
テレビよりも性能は良いのですが、PCではyoutubeの低画質動画くらいしか観ないので宝の持ち腐れです。絵を描く時は助かりますけどね。
このモニターが計3台のトリプルディスプレー環境。一台は液タブをモニター代わりにしていました。
とまあ、このような環境が導入前の我が家。
台数と消費電力だけが豪勢であるが、
きちんと中身を見てみるとしょっぱすぎるラインナップ。
これをどうやって向上させるかがこの記事の主題です。
購入リスト
さて、前記事でも書きましたが、私が事前に選んだ購入リストをご紹介。
まずはPCモニター。4K対応・HDR(後述)対応・43インチが必須条件でした。
acer 4KHDR対応43インチモニター
条件に合致した中では恐らく最安値。加えてレビュー内容も悪くないので、早々にモニターはこの商品に決定。
価格は通常約57000円。セール時約53000円程度となります。
頻繁にセールになる商品なので、通常時に買わないように強く薦めます。
SONY 4KHDR対応プレーヤー UBP-X700
正確にはこの商品は買っていませんが、最有力候補として挙がっていたプレーヤーです
モニター同様、こちらも4KとHDRに対応している中では低価格な商品です。
グラフィックスボード VD6348
4K60fps対応のグラフィックボードの中では圧倒的最安値。
ネット上の高画質動画を見るためには必要な程度なので、必須ではないがモニターを導入するんだしいっそ……と思いリスト入り。
と、購入前のリストにはこの三つしか入っていませんでした。
浅はかナリ過去の私
実際に揃えだすと、こんなもんじゃきかないのがガジェットの世界なのです。
実際に揃えたもの
acer 4KHDR対応43インチモニター
前記事で「Amazonアウトレットでしか買えないよねぇw」とか言ってましたが、
普通のタイムセールで買っちゃいました
お値段約53000円。
加えて口惜しいのが、買った直後にAmazonアウトレットが登場した事。
こんちくしょー!!
パナソニック 4KHDR対応プレーヤー DP-UB45-K
ソニーではなくパナソニックを選択。性能差ではなく、単純にその時のお値段。
価格は約24000円。安いときのお値段なので、普段は+千円くらいします。
グラフィックスボード VD6348
これに関しては以外の選択肢がないので即決。
価格は約10000円。随分と待ってみましたが、タイムセールにはあまり入らない商品みたいですね。最安で上記のお値段でした。
さて、次からどんどん4K環境沼に入っていきます。
中には必須でないにもかかわらず買ってしまったものもあります。沼って怖い……
高画質で映画を観るのだから、音質にも多少こだわりたいと思った過去の私。
ひっぱたいてやりたいですね!
確かにモニターそれ自体にスピーカーが付いていないので、持っていない人は買うべきガジェットです。
しかし私はスピーカー持ってるんだよ!!
安いけど中々の音質で満足してたのに、なんで買っちゃうかなぁ?
全部Amazonタイムセールが悪い!←責任転嫁
HDMIケーブル 4KHDR対応
家には何本か予備のHDMIケーブルを持っているのですが、4K対応となると厳しめな性能です。
加えてプレーヤーにはHDMIケーブルが付属していないので、これは仕方がないので購入。
量販店などで買うよりも、こういった物はAmazonなどのネットで買うことをオススメします。普通に買うと値段が3倍近く違うこともありますからね。
HDMI DVI 変換アダプター
私は液タブを使用する絵描きなのですが、使ってる液タブはDVI端子しか付いていません。
これまではビデオカードに差し込んでいたのですが、今回導入したグラフィックボードと交換する形となり、DVI端子が廃止されてしまいましたので変換の必要が出てきたのです。まあ、DVI端子付きのグラボを導入するよりは安上がりです。
なぜこのタイミングで買ったシリーズ
いや本当、タイムセールが悪い←責任転嫁その2
おかげで無駄に金欠に。お金って出ていく時は一気に出ていくよねぇ。
という訳で一気に10万近くのお金が吹っ飛びました。
買い物は計画的にと言いますが、実際に運用してみると足りないものって必ず出てくるものなので、
計画的に予算を多めに見積もることをオススメいたします。
導入してからの感想
デケェ!!
というのがまず最初の感想。
なにせ初の大型モニター。その大きさは43インチ。
実物は圧倒的存在感を放ち、同時に机の圧倒的スペースを奪う始末。
加えてPCの画面としてみると、
画質が細かすぎて100%倍率で使用すると文字が見えない。
これまでの4倍の画質ですからね。だいたい150%にして使用していますが、これでも十分すぎるほど文字が細かいので、人によっては200まで上げる必要があるかも。
さて、いよいよ映画のお披露目です。
このときのために、私が用意したのは二作品。
段階を踏んでみたかったので、まずはBDの視聴です。
大好きなファンタジー映画。
これまでの環境の約二倍以上の画質での初視聴は、感動の一言でした。
「やべぇぞヌルヌル動く!」
解像度がぜんぜん違うので、キャラクターの動きがリアルに感じ取れる。
アクションや風景などの感動は、DVDとは比べ物にならない仕上がりでした。
何故か逆にデメリットも有りまして、
CGの荒らが見つかりやすい
ことです。
解像度が良くなりすぎて、CGキャラは「あ、これCGなんだぁ」とハッキリ分かってしまうのです。仕方がないことかもしれませんが、やや製作者泣かせな完璧な仕上がりとなっています。
さて、ここからがいよいよ本番である。
いよいよお目見えする4Kディスク。しかも現在最上位のウルトラHD規格だ。
正直なところ、これを観るために4K環境を整えたと言っても過言ではない、
アベンジャーズ エンドゲーム 4KULTRAHD
「お……ふっ(語彙」
なんじゃぁこりゃぁ!!
今までの私の自宅映画人生とは何だったのか。
圧倒的な画質と画面の奥行き、そしてHDRでのリアルな色味。
おいおい……最高かよ。
この映画を鑑賞しての感想は別記事でそのうちやりますが、ハッキリ言おう。
「10万出した甲斐があったよ!!」
特に印象に残ったのがHDRという規格。
通常よりも色味がリアルに付いた映像となり、その差は本当に凄まじい。
通常→HDRと続けてみると、通常版が白黒映画に思えてきます。
これでもそれぞれの商品では最安値で揃えた環境です。上を目指せばこれ以上も余裕であるでしょう。
しかし、最低限で揃えたこの環境でも満足の言う仕上がりになったのだから、
本当4Kって凄いんだなぁと思いました。
またそのうち8Kとかが主流になる時代が来るのかもしれませんが、その時はできるだけハイエンドな製品を揃えられるように、お仕事頑張っていきたいと思います!!
ではまた!